【勉強方法】テストや試験で点数を最大化するコツ!!
早いもので2学期も折り返しです。
中高生の方は中間テストですね。
今回は、パーソナルスタディの講師にテストに向けた勉強法として
点数をよりアップさせたコツを伺いました。
これからテストの方も是非ひとつの参考にしてみてください!!
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こんにちは。
今回は、試験当日にできる「点数を最大化するコツ」をお伝えします。
試験に向けた勉強が大切なのはもちろんです。
しかし一方で、体調や疲れ、ケアレスミスなどで実力を出し切れず、悔しい思いをする人は多いのではないでしょうか。
私は下記の方法を試験中に実践することで、常に実力を最大化しようと試みていました。その方法をご紹介します。
~試験開始直後 編~
1.試験開始の合図でまず落ち着く!
試験開始の直後は、あえて一呼吸置き、気持ちを落ち着かせていました。
もちろん試験時間は大切です。
しかし、そのあまり焦った気持ちで解き進め、ケアレスミスを増やしては意味がありません。
そこで、私は「はじめ」の合図の後、すぐには始めず、10秒くらい、周囲に目を配っていました。
(もちろんカンニングと思われない程度にですが)
「あー、みんな一心不乱に解いてるなー」
と心の中でつぶやき、冷静さを取り戻してから、集中するのです。
さらに、回を追うごとにこの行動が「ルーティン」となって、より大きな効果を生むようになりました。
10秒をあえて緊張をほぐすために使うことで、結果的にはパフォーマンスが上がると思われます。
一度試されてはいかがでしょうか。
2.試験時間を確認⇒問題全体に目を通す!
上記を行って心を落ち着けた後は、
まず、問題全体に目を通します。
これは、時間配分を確認するためです。
ぱっと見で解き方や答えが思い浮かぶか、否か、で問題を見分け、
なんとなく、力を入れるべき問題を決めます。
「大問6はじっくり解かないと無理そうだから、前半の計算問題は速く解かなきゃ」
「全体的に問題の難易度は低いな。ケアレスミスに気を付けよう」
「全部難しい!残りは捨ててもいいから、この問題だけじっくり取り組もう」
といった具合です。
これをすれば、力の入れ所がわかり、効率的に得点を集めることができます。
~問題を解く!編~
3.ありえない記号は消す/塗りつぶす!
記号問題を消去法で解く場合、ありえない記号を斜線で消していきます。
「当然でしょう」
と思われるかもしれませんが、これをするのとしないのとで頭のクリアさが違ってきます。
特に、
「残り2つまで絞れたけど、どちらか迷う。。」
という場合、その差は顕著に思われます。
少しでも目に入る情報を厳選した方が、集中できます。
漫画が目に入る自分の部屋では集中できないので塾の自習室に行くのと同じ理屈です。
私は、残り二つで迷ったときは、記号のあとの問題文まで塗りつぶしていました(笑)。
大げさに思いますが、ただの斜線よりもよりクリアに考えることができました。
4.思い出せそうで思い出せないとき
⇒先生ならどう言うかを考える!
「思い出せそうで思い出せない」という場面は経験ある方も多いと思います。
私も何度かありました。
そのまま最後まで分からないとすごく後味が悪いですよね。。。
こんな困った状態のときに、一つ、お勧めしたい対策があります。
それは「先生がどう言っていたか(どう言いそうか)」を考える、ということです。
人の記憶は他の記憶と関連づけられて貯蔵されています。
それ故、「教室のその単元の授業の様子」や「その授業のノート」といった、
関連する情報を思い出すと、ポン、とその思い出したい情報も一緒に引きだされることがあります。
これは、「わかりそうでわからない」という状況でも有効な気がします。
例えば、算数の旅人算でどうしても答えまでたどり着けない問題があったとします。
そういうときは、「〇〇先生ならどうやって解説するかな」と考えを巡らせます。
すると、普段よりシャープに答えに近づける場合があります。
5.知識問題から解く!
特に国語のテストでは、長文、漢字や文法などの知識問題が同時に出題されます。
その時には、必ず、後半の知識問題から解くことを心掛けたいです。
理由としては、2点あります。
1点目は、時間配分です。
算数のテストは、計算問題⇒文章題というように大体難易度順に問題が並んでいることが多いように思います。
一方、国語のテストでは、長文読解⇒知識問題、となっていることが多く、
問題順通りに解き進めてしまうと、じっくり腰を据えて取り組むべき読解問題に先に取り掛かることになってしまうのです。
そのため、知識問題から解くことで、読解問題に多く時間を取ることができます。
(知識問題で悩んで時間を使ってしまうと意味がないので気をつけて下さい。)
2点目は、「人間は忘れる生き物だから」です。
時間を追うごとに人の記憶は薄れていきます。
ですから、記憶を吐き出すタイプの問題は、試験直後に解いた方が、忘れてしまう可能性は少なくなるのです。
そんなにかわらないだろうと思われるかもしれませんが、そう信じて臨むと、それだけでも試験当日は心強いものです。
以上、「点数を最大化する方法」をお伝えしました。
既に知っているものもあったかと思います。
しかし、緊張しているときにはわかっていることができなくなるものです。
何度でも思い返していただきたいと思います。
日本の入試がペーパーテストの得点を基準にしているかぎり、
受験生は「本番に力を発揮する」ためのマネジメントを要求されます。
ぜひ、上記の方法を活用して、納得のいく試験当日をお迎えください。