受験生にとって最大の山場とも言える『夏休み』。

きちんと勉強できたなあと自分で思える人もいるでしょうし、もう少しできたかな、と思う人もいるでしょう。どちらにせよ、夏休みというあまり普段の友達と話さないで勉強をし続ける時間というのはかなりのストレスになっていたと思います。そして、休み明けにあまり勉強に身が入らない、ということになりやすいです。

今回はその対策を述べていきたいと思います。

 

 

模試でチベーションを維持する


モチベーション管理に一番大切なことはイベントを継続して設定することだと思います。平坦に勉強をし続けていてもいずれ気力が先に底をついてしまいます。夏休み明けには大手塾がそれぞれオープン模試を実施することが多いです。夏休みの勉強である程度基礎が確立されたならこのような模試を1週間単位で受け続けることはかなり今後の勉強に良い影響を与えます。

まず、申し込んでしまえばやる気が出るでないの問題でなく受けざるを得ませんし、その復習と解き直しをしっかり行えばかなりの量になります。着実に力も付きますし、新たな課題を発見するのにも意味があるでしょう。

ぜひ模試をいくつか申し込んでみてください。

 

 

夏休み明けの模試の結果は重要?


受験生なら9月の模試結果はやはり大きなポイントです。

この時点で、第一志望校の合否判定が最低レベルのE判定(合格率20%以下)だと志望校変更を選択肢に入れないといけません。

 ☑ 受験日まで残り200日もない状態での時間的要素

 ☑ 第一志望校との偏差値ギャップが最低でも10以上ある

 ☑ 部活と両立していた現役生も夏に引退し受験体制になっている状況

あまりイメージ出来ない方もいると思いますが9月の時点で思うような結果が出ていない場合、ここから大幅に成績(偏差値)アップすることは以前より容易ではない状況なのです。

確率論になってしまいますが、E判定(合格率20%以下)だった志望校に合格する確率が20%以下ということです。つまり、5回に1回当たるくじに自身の大学入試を賭けて挑戦するかどうかを迫られています。

もちろん、挑戦することも出来ますが不合格になった場合の現実も受け入れる覚悟が必要です。

また、毎年受験生を指導している私からすると声を大にして言いたいことは『受験勉強によーいドンのスタートラインはない』ということです。

受験勉強にフライングスタートはありませんので、いかに早く受験勉強を始めるかで演習量を大幅に上げることが出来ます。

 

 

偏差値は『質』×『量』×『スピード』


演習量を上げることを出来れば、あとは勉強の『質』と『スピード』の問題です。スピードは演習量をこなしていけば必然的にアップしていくので演習量をこなしていくことが重要です。

勉強の『質』とは『勉強のやり方』を改善することです。

 ☐ 今の勉強方法が合っているかどうかも分からない

 ☐ 先生や友達に聞いても勉強方法までは教えてくれない

 ☐ 時間がなく焦りばかりで以前より成績も下がってきた

など多くの不安を抱えながら受験勉強をする方が多いと思います。

PERSONAL STUDYではこの勉強方法を行動科学マネジメントの知識をもった専属トレーナーが行動分解を行い、どの勉強行動が課題なのかを抽出し、正しいやり方を覚えるための行動リストやマニュアル、継続する仕組みや環境設定を提案します。

当塾の行動科学マネジメントを基にした専属トレーナー制度『パーソナルトレーナー制』を体感されたい方はまずはお問い合わせフォームから資料請求や学習相談などお気軽にお声がけください。