高校数学は中学までの算数・数学までと違い、「理解することに労力を要する」教科になったと僕は思います。

中学生までの数学は基礎事項の理解は簡単ですが応用の幅が広く、問題を色々解いていって単元の習得を図る、という勉強法が効果的です。しかし、高校数学はそもそも「基本事項の理解」というものが今までのものと難易度が大幅に違っており、そこがしっかりしていないとあまり演習を積んだとしても意味のないものになってしまうと思います。

今回は、数学の参考書で基礎を学ぶのにおすすめできる勉強法や教材を紹介していこうと思います。

 

 

初習おすすめ参考書


おすすめしたい問題集としては『マセマシリーズ』の参考書です。教科書の一歩前の段階から丁寧に説明してくれるので読んでいくだけでスムーズに理解できると思います。

引用:マセマ出版社 高校学参・大学受験シリーズ教材

 

■初めから始める数学の特徴

「全分野を各テーマ毎に分かりやすく口語調の講義形式で親切に解説しています。偏差値40前後の数学アレルギー状態の方でも、楽

しみながら基本を学べます。」

 

■初めから解ける数学 問題集の特徴

「『初めから始める数学』で培った実力を着実に定着させ、さらに多少の応用力も身につけることができます。選りすぐりの数学Ⅰ・Aの良問を反復練習することにより、本物の受験基礎力を身につけることができます。」

 

もちろん、教科書を読んでいくのも勉強として最適です。読む際に気をつけることとしては、自分であまり意味のないページであると思っても、のちにそこの議論が重要な結論に帰結することがあるのでどのページも読み飛ばさずにじっくりと読むことです。

そうして飛ばしたページがあると、後々どこでわからなくなったかわからなくなるため、ゆっくり着実に理解していきましょう。