試験直前期はとにかく時間がありません。出来る事なら、少しの時間も無駄にしたくないですよね。

そこで今回は、試験直前期の有効な時間の使い方について解説していきます。

 

費用対効果を意識して勉強に取り組む


ただがむしゃらに勉強しても非効率な学習となってしまいますので、試験直前期は費用対効果を意識した勉強をしていきましょう。

出題するか否かが分からないような問題に手を出し過ぎるのはNG。

 

  • 出題する確率が高い
  • かけた時間に対して点数が伸びやすい

といった2つを満たすような学習に時間をかけるようにします。

試験直前期は、出題する確率が高くかつかけた時間に対して成果が出やすい基礎の復習や暗記に時間をかける方が得策です。

新しい問題を解き過ぎない


過去問演習などで問題を解くのは大事です。しかし、問題を解く事に重きを置いてしまうのは推奨できません。

新しい問題を多く解き過ぎると、復習に手が回らなくなってしまうからです。

さらに、直前になればなるほど点数が取れないと次第に自信がなくなってくる可能性もあります。

 

そこで大切になってくるのが「演習と復習とのバランス」です。

試験直前期は、「問題を解く⇒間違った問題を復習する」をバランス良く行っていきましょう。

 

試験日のスケジュールに慣れる


効率の良い勉強をしていても、試験当日に緊張して本来の実力を発揮できなくなってしまったらもったいないですよね。

試験当日に緊張するのは当たり前ですが、事前の取り組みで緊張感を抑える事ができます。

 

試験直前期に入ったら、試験当日の流れをトレースするような過ごし方を心掛けましょう

具体的には、試験当日の起きる時間に合わせて起床する、試験時間で各科目を勉強する、などが挙げられます。

「いつもと違う行動」は緊張しやすいですが、当日の流れをシミュレーションしながら日々を過ごすと試験当日は「いつもと同じ行動」になり、緊張感も抑えられます。

試験直前期は焦る気持ちもあるかと思いますが、「費用対効果の良い勉強」「演習と復習のバランスの良い勉強」に取り組み、当日の流れを意識した過ごし方をしていきましょう。

何度も繰り返す事で自信が持てるようになり、当日の緊張感も和らぎます。