いよいよ11月に入り、受験生の方にとっては、

ここから本腰を入れなきゃ!という季節になってきましたね。

 

 

この時期くらいから、大学受験、高校受験、中学受験も然り、

志望校も大枠は決まってきたのではないでしょうか。

 

 

そうなってくると用意するものは『赤本』や『入試過去問』。

これに関して、いつから買って、いつから勉強しだしたら良いのか、どう使っていいのか

困りますよね。

 

 

今回は、この赤本や過去問の使い方に関してをお伝えします!!

使い方に迷っている方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

使い方① 志望校が決まったら早めに買うべし!!

 

 

 

志望校が決まったならば、早めに購入していくのがベストです。

特に、私立が第一志望で一般受験を考えている方は特に!です。

 

 

これはなぜかというと、後ろの方でも書くのですが、

早めに学校の傾向や対策、試験の受け方(科目選択など)の戦略を立てることができるからです。

 

 

また目標が目に見えるものとして用意できるのでモチベーションの面でも変わってきます。

 

 

 

冬休みに入ってから本格的にやるからその時で…と考えている方、

ぜひ早めに本屋さんに向かいましょう!

 

 

 

 

 

 

□使い方② 学校の傾向を知るべし!!

 

 

例えば、サッカーでもボクシングでも、

相手のクセや特徴を早めの段階で知っておくからこそ、そこで勝つための対策を練った練習に取り組めます。

 

 

これは勉強も同じことが言えます。

 

 

学校によって、

数学は計算問題が3割を占める学校、

英語は長文読解が多く出て、文法練習よりも読み取りが必要な学校、

国語は現代文、古文中心で漢文は必要のない学校

など学校によって特色があります。

 

 

また試験の受け方も、

国語・英語が200点で選択科目が100点の学校、

国語・英語・選択科目がすべて100点の学校、

文系だけれど数学がある学校、

など様々です。

 

 

 

まず第一に自分の行きたい・学びたい学校や学部がもちろんですが、

その次に自分の得意な面を生かせられる学校、学部選択、試験の受け方を考えましょう。

 

 

 

 

そして、過去問の内容を1年分でも良いのでざっと見てみて、

どういう問題が出やすいのか、などを見ていきます。

 

 

 

また、大概の過去問には冊子の中の前の方のページに「傾向と対策」ページがありますので

時間がない方など、そこを読んでおくことが一番手っ取り早いです。

 

 

 

 

 

□使い方③ 戦略を練るべし!!

 

 

 

傾向をつかめたら、次に戦略を考えていきましょう。

 

 

合格するには具体的に『どの科目で何点取らなければならない』のか、

自分の中で配分していきます。

 

 

 

 

例えば、明治大学法学部。

2016年度の全学部統一入試では300点満点中、合格最低点が216点となっています。

つまりは3科目の合計で75%~80%程を取れるようにしていくことが絶対条件となってきます。

下記のように自分の目標点を配分してみましょう。

 

 

※英語がどうしても苦手な場合

国語英語日本史(選択)合計点
満点100100100300
目標点806085225

 

※選択科目に自信がない場合

国語英語日本史(選択)合計点
満点100100100300
目標点908060230

 

 

 

あくまで一例ですが、これはまだ過去問を解いていない時点での目標点なので、

普段の模試の結果からなど、現段階では大まかでも構いません。

 

 

 

 

まず自分が合格できるための目標数値を把握することが大事なんです。

 

 

自分の中での目標点を決めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

では次回は、実際に『赤本や過去問での練習法について』をお伝えします!!

 

【勉強方法】自学自習のススメ!~赤本や過去問の使い方!②~