桜蔭中学校 入試傾向と対策 (国語)

 

今日ご紹介するのは、桜蔭中学校の国語です。

女子御三家と呼ばれる3つの学校の中でも、特に難しいと言われている中学校です。

 

その桜蔭中学校の国語の傾向をお伝えします。

 

■試験時間:50分

■大問数:2問

■小文数:16問

☆よく出る問題:漢字の書き取り、小説、随筆

■配点:100点満点

 

 

 

 

 

【傾向と対策】

■漢字の書き取りはここ10年必ず出る

漢字の書き取りは、ここ10年必ず出題されています。

ことわざや慣用句も出題される場合もありますのでおさえておきましょう。

ただ、「漢字の読み」「ことわざ」「慣用句」「助詞」なども、出題されても数問です。

 

 

 

■長文読解は2題。記述問題が多く出題される

文章では、1題が2000字程度。2題目が4000字~5000字とかなり長い文章から問題が出題されています。

その中で記述問題が多く出題されますので、スピード感が求められます。

何度も文章を読んで問題を解くのではなく、

読む回数を最小限にして問題を解く練習を進めていきましょう。

 

 

 

■小説や随筆が多く出題

登場人物の背景や内容を100~200字程度で答える問題が複数出題されます。

日頃から文章を読んで問題に答えるのみでなく、登場人物や筆者の考えに関して等、

ノートにまとめる練習をしていきましょう。

 

 

 

■やはり「記述」が攻略のポイント。配点では約8割をしめる

例年「180~200字以内」の字数を指定してまとまるものと、「字数指定なし」の出題があります。

短い時間の中で素早く要点をつかみ、書く力が必要になります。

 

 

 

 

 

 

 

【桜蔭中に合格するためのコツ(国語編)】

 

桜蔭中の国語の入試問題は、「長文読解」と「記述」問題の攻略が最大ポイントです。

そのためには、「スピード」「記述力」「読解力」を高める勉強が大切です。

 

普段からできることは、問題を解く「スピード力」を高めるに、常に時間を意識すること。

時間感覚を身につける対策も必要です。

 

また、桜蔭中独特なテーマや抽象的な表現も多いので、早めに過去問に取り組み慣れていくトレーニングと、

読解力を高めるためにも、基本的な国語力(語彙や漢字国語の決まりなど)は、5年生までには仕上げておくとよいでしょう。

 

 

パーソナルスタディでは、難関校を目指す方には過去問対策としての指導を5年生から進めていきます。

その為、漢字や語彙、抽象的な表現の理解などの基礎なことが6年生の時には身についているので、

類題難問にかける時間を短縮することができます。

 

 

 

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