Q  新小学5年生男子です。

難関校といわれる筑駒や開成を考えています。

こういった学校を目指すには

どういった勉強をしたらよいでしょうか。教えてください。

A ご質問ありがとうございます。

まず難関校を目指す方に求められるものは、

「大手進学塾のクラスをいかに上位に上がれるか、上位でキープできるのか」

ということになります。

 

塾のテキストはどのクラスの子にも同じものが配布されますが、

授業中に扱う問題や解く際の解法などはクラスに合わせて選択するのが一般的です。

 

上位クラスでなければ扱ってくれない問題や解法があるため、

もしそのクラスに入っていなければ自力でそこを補わなければなりません

 

啓明館でのクラスを維持するためには、やはり「テキストと授業内容の理解」が最優先事項です。

 

啓明館の特徴として、隔週テストやナビゲーション模試など実施されるテストに関して、

テキストの類題がほぼ出題されます。

 

それを失点していては、上位クラスの維持は難しいです。

 

まずは、配布されたテキスト内容の把握を最優先に学習を進めて下さい。

 

しかし、こういった最難関校を目指す方にとってテキストの学習内容だけでいいのかというと、

啓明館のテキストには良問が集められているため中学受験には対応できますが、

難関校をより近づけていくためには志望校の過去問はもちろん

「難関校の過去問」に多く取り組むなど応用問題を解くことで力が付いていくのは間違いありません。

 

特に最難関校を目指す場合は、

テキストに載っていない、

見たことない問題をいかに素早く、

短時間で解きこなすかが求められます。

 

その力は、いろんな問題に触れて経験値を積み、いろんな考え方や解き方に触れることで身につく部分でもあります。

実際、何をするか、どのように取り組むかはご家庭によって異なると思いますが、

最難関を目指す場合は、「プラスαの学習」をなさっていることが多いです。

 

とは言え、テキストの理解が最優先であるのは間違いありませんから、

①啓明館の隔週テスト・ナビゲーション模試に向けてテキストを学ぶ

②プラスαで何かその他の学習(受験対策)を組み込む

という順番でお考えいただけたらと思います。

 

そして、まず①で中学受験の土台を築きつつ特殊な問題への応用力を備えていきましょう。

 

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