2020年から行われる教育改革によって、従来の「知識重視の教育」から

「読解力、思考力を中心とした教育」に変えていこうという動きがあります。

 

 

これがどのようにカリキュラムに関わってくるか、受験に関わってくるかについては未だ不透明ですが

そのような指針を打ち出している以上、入試自体の変化も多少はあると考えるのが自然でしょう。

(コロナウイルスの影響で想定していたスケジュール通りに改革が進むとは考えにくいです)

 

 

 

 

今回は、広範に「読解力」を養成するにはどのような訓練が一般的に最適なのかを考えていきます。

 

 

実は、従来から「思考力・読解力を問う」という入試形態自体は受験に存在しています。

 

 

公立中高一貫校の適性検査(立場上、小学の教科書以上の範囲から出題できない)や

高校生以上であれば推薦・AO入試がそれに該当するでしょう。

 

 

そのような入試の対策としてよく用いられている方法を応用してみましょう。

 

 

グラフや図表が与えられたときに、そこからどのような情報が読み取れるかを

簡潔な言葉でまとめるというのは「資料を読解するという思考力」

その内容を「言語化する能力」両方を高められて非常に価値が高いと考えられます。

 

 

理文それぞれにデータ分析を要する分野(理系でしたら実験、文系でしたら統計)の

自分の関心のあるデータを資料集やインターネットから引っ張ってきてまとめてみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

「読解力」という観点からは、普段本を読む習慣がない人は

1日10分ほど自分が興味のある本を読む時間を作ると良いでしょう。

 

 

通学時間などを利用すればそう難しくはないと思います。

 

 

内容に関してはなんでも構いません。

小説でも新書でも自分の好きな内容を選んで読んでみましょう。

 

 

その内容を「何文字かにまとめて書く」ことはハードルが高いでしょうから

家族や友達に内容を話してみるのがおすすめです。

 

 

 

 

相手に内容を端的に伝えられるということが読み取れていることの大切な証左です。

簡単にできることですので、ぜひ実践してみてください。