中学受験から大学受験まで、理科の問題で一貫して出題される問題に「実験問題」があります。これは教科書に載っている実験を実際に行った体で、気をつけるべきことや予想される結果を問う問題です。

“実験問題”というように単元分けされているわけではないので目に見えた対策ということをしない受験生が多いのですが、この実験問題には独特の出題傾向があり体系的に学習しておくことによって点数を安定させることができる分野だと考えています。

 


■動画で視覚的に定着させる

無論、問題演習をすることが一番なのですが、問題を解いた後に一度行って欲しいことがあります。それが、実際の実験の様子をYoutubeなどの動画サイトで見てみるということです。

昨今の学習のオンライン化の影響で、実際に実験を行う場面は少なくなっています。どのような色になっているか、どのような反応が起きるかなどを実際に見てみると記憶への定着度が格段に変わります。

「理科 実験 (単元名)」などのように検索するとたくさん動画が出てくると思うので、一つでいいので実際に見てみましょう。その後、問題文を読み直すと新しい発見があると思います。

 


 

実験問題に限らないのですが、問題演習の後にその内容についてインターネットで調べてみると面白い発見があります。他の問題を解く際にもぜひ参考にしてみてください。