子供に「勉強しなさい!」とどれくらい言って良いのか?

お子さんがあまり勉強している様子が見られない時、ついつい

「ちゃんと勉強してる?」

「遊んでばかりいないで勉強しなさい」

と言ってしまうと思います。実際に遊んでばかりいるお子さんを見ているとある程度は仕方がないと思いますが、

 「勉強しなさい!」

と恒常的に言われている状況になってしまうと本当に勉強しなくてはいけない時に勉強しなくなってしまいます。今

回はそうした際にもモチベーションを高めるためにはどうすれば良いのかを考えていきます。

 

必要性が本当に伝わっていますか?


一番大切なのはお子さん自身が『勉強が必要である』と理解することです。

将来のためと一概に言ってしまうと簡単なのですが、どのように将来の生活のために勉強をすると良いことがあるのかを説明できるとモチベーションもかなり向上するでしょう。

 

例えば、中学受験を控えているお子さんでしたら、学力が上がると中学校の選択肢が多くなり、自分の好みの学風の学校に入りやすくなるというのはよく言われることです。

今、何かとても興じている趣味があるならその部活動が盛んなところで学校を調べてみるのも有意義でしょう。

お子さん自体が勉強のメリットをきちんと把握しないと親御さんから離れた瞬間に勉強をやめてしまうと思います。

 

 

行動科学における『ABCモデル』


大人も同じですが自主的に行動できる人が、いわゆる「できる人」であり、「行動自発率」も高いと定義できます。

 

「なぜ勉強しないのか?」

ではなく、

「どうやったら自分から進んで行動してくれるようになるか」

の視点で親は行動しないといけません。

 

「勉強しなくなった」原因は、その前の「行動」にあります。

行動科学では『ABCモデル』という考え方があります。

これは、人が行動する理由を明確化したモデルです。

 1:先行条件(Antecedent) 行動のきっけとなる目的。行動直前の環境

  ↓

 2:行動(Bhavior) 発言、振る舞いなど

  ↓

 3:結果(Consequence) 行動によってもたらせるもの

 

どのような結果がもたらされるかによって人は行動します。行動の8割は得られる結果によって動機付けさせる。

 

当塾のPERSONAL STUDYでは、このような知識を身につけた専任のトレーナーがマンツーマンでコーチングを行い無理なく、最短で、結果を出すことを目標として二人三脚で学習を進めていきます。

 

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