共通テストの問題を高校1年生が解くことの意味
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各種大型予備校で、センター試験の次の日もしくは当日に同じ問題を解いてみるという催しが行われています。
本来二日間に分けて行われるセンター試験、共通テストの問題を1日で行うわけですから、体力的にシビアです。
また、高校1点生の段階だとまだ解けないような未習の範囲も含んでいます。
数学では習ったばかりで、使いこなすことのできない内容の問題も出題されます。
英語は受験生でも時間内に終わる人が少ないほど、たくさんの問題を捌かないといけません。
理科社会や古典に関しては知識量が全く足りていないと思います。
高校1年生の時から時間を測って解くことが果たして本当に必要なのかどうか、疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、この共通テストにチャレンジすることは、今後の学習に非常に効果的です。
①自分が後2年でどれほど成長しなくてはならないか
②2年後になってどれほど自分が成長したか
を体験できます。
高校1年生の段階で、どんな問題を解くのか、自分には何が足りていないのかを理解することで、受験勉強を始める上で初動がとても違います。
また、想定以上に出来が良かった場合、自信にもつながります。
得意教科だと認識できた教科はその後の成績も高く推移しやすい傾向にあります。
こうしたところで自信をつけられることが、共通テストの疑似受験の意義です。
パーソナルスタディ編集部
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