算数、数学において根強く苦手意識を持っている人が多い単元として図形問題が挙げられます。

今日は図形問題を解くコツやポイントをご紹介します。

 


 

図形問題は算数、数学ではアプローチの違う単元が多い中で、算数で学んだことがそのまま数学でも使われます。

そのため、算数の段階で一度苦手意識を持ってしまうと今後の数学の勉強でもそのままになってしまいがちです。

 

たしかにセンスの部分も多い単元でありますが、日々の学習において気をつけていると点数が上がるところがいくつかありますのでそれをご紹介していきます。

 


図形は問題に記載されているものをそのまま使うのでなく、問題文に書かれている情報だけで自分で書けるように練習しましょう。

 

そうすると自然に、

☐問題の基本→明記された情報

☐問題の本質→明記されていない隠れた情報

の整理ができ、脳内でイメージして解くときより正答率も2倍以上になります。

 

入試では問題にあらかじめ図形が書かれている場合でも、長さや角度が答えとは全く違うものであることはかなり多いです。

 

自分である程度正確な図を描けるようにしておくことは、そうしたひっかけに気づくきっかけにもなりますし、自分で書いてみることによって根本的な図形把握能力も身に付きます。

 

普段問題を解く中で、なぜ答えがそうなるのかを常日頃から説明できるようにしておくといいでしょう。

 

「この部分とこの部分の角度が同じになるのはなぜか?」

「この三角形とこの三角形が相似といえるのはなぜか?」

等、普段から「なぜか?」を気に留めていないと図形のパターンだけで問題を解いていることになってしまい不測の問題に対応できません。

 

原理をきちんと理解しておくことで初めて初見の問題にも対応できるようになります。

 


 

「簡単な図形の問題は解けるのですが、応用的な問題が解けなくて・・・」

と思う人はぜひ普段の問題でも何故その問題がそのように解けるのか、を説明できるようにしていきましょう。