どうしても「大学受験」と聞くと受験勉強を思い浮かべがちですが、それ以外に大切なものを忘れてはいけません。

それは、「受験戦略」です。

大学受験は高校受験とは違い、1つの大学を複数受験できることが多く、高校受験に比べてチャレンジできる回数が増える傾向にあります。

しかしその分、受験方法やスケジュールが複雑になりがちです。

そのため、受験間近に慌てて準備するようなことにならないように、余裕をもって戦略を立てることが大切です。

受験戦略次第では、自分の実力より高い大学に合格することも十分可能です。

 

自分の本当に得意な科目を見極める

受験科目は、国数英理社だけに限られません。

小論文や面接、実技で受験する学校もあります。

大切なのは、自分が好きな科目と得意な科目が必ずしも同じとは限らないということです。

国語は好きだけど数学のほうが点数が取れるという人もいます。

また、小論文や面接は採点基準が分からないので自分の実力ははかりにくいのですが、小論文で受験した学校だけ全て受かったという人もいます。

得意な科目の配点が高い入試方式を選ぶことで、合格が近づきます。
(小論文や面接を実施する受験方式は願書締め切りが早い傾向があります、気を付けましょう。)

 

偏差値優先か、学びたい学部優先か

これは迷う方も多いのではないでしょうか。

受験生時代はどうしても偏差値を優先してしまいがちですが、その結果学びたいことと違って後悔する人や仮面浪人をする人もいますのでよく考えるべきです。

ちなみに私は偏差値を優先して志望学部を諦めた結果、授業に全く興味が持てずに後悔しています。

大切なのは、自分にとって何を優先するかです。

具体的には、偏差値、志望学部、就職などです。

偏差値と就職は比例するように見えますが、大学の就職実績を見てみるとそうとも限らないことが分かると思います。

自分が何に重きを置くのか考えてみましょう。

 

スケジュールに気を付けて

もう志望学部が決まっている皆さんは、受験日をもう一度確認してみてください。

同じ偏差値帯の学校は、受験日が被る傾向にあります。

そのため、出願直前になって受験日が重なっていることに気づき、今までの予定が総崩れになる可能性がありますので、気を付けてください。

逆に、早慶とGMARCHの受験日が被る場合はGMARCHの倍率が下がることもありますので、しっかりとプランを練るべきです。

しかし、受験生自身がプランを立てて勉強時間が少なくなっては本末転倒なので、塾などでサポートしてくれるトレーナーのような人を見つけるのがおすすめです。

 

 

まとめ

しっかりと受験戦略を立てて、第一志望の合格を勝ち取ってください。

応援しています。