昨年からのコロナウイルスの流行により、オンライン授業を導入する学校が小学校から大学まで増えており、完全オンライン化を勧めている学校もあるようです。

しかし、急な変革に戸惑っている人もいると思います。今までの学習に比べて良くない点に付いて気になることも多いと思います。今回はオンライン授業によって難しくなった勉強と、それに比べてオンライン授業の方が都合が良い勉強について述べていきたいと思います。

 

オンライン授業のデメリット


まず第一に、オンライン授業でできない点として最も顕著なものは『体験学習』が挙げられるでしょう。実験やフィールドワーク、校外学習などです。たしかに映像媒体などを通じてうまく補完しようと学校側も努力していますが、やはり体験の質感はかなり異なってしまいます。こうした学習は、自宅でできる学習では得ることの難しい知見を与えてくれるものでもあったので、オンライン化で難しくなることはあまり好ましくないと言えます。

また、周りの学友とのコミュニケーションの難化も明確な不利な点でしょう。モチベーションの管理においてまわりの友達の有無というのはかなり大きいものだと思います。わからないことを教え合うことはもちろんのこと、互いに競争し合うこともとてもためになります。

 

オンライン授業のメリット


反対に、良いこととしては時間を自由に使えることによる様々な違う活動ができるようになることです。通学時間が長い人にとっては、かなり多くの時間がオンライン化によってフリーになります。そのため、空いた時間に何か別の活動(自分の興味のある分野のもっと進んだ勉強など)ができることは良い点の一つと言えそうです。

また、一つ一つ授業を分割して聞けるので、わからないことがわからないままにしにくく、質問や調べ物をして解決してから次の内容に行けることは長所と言えるでしょう。

 

まとめ


 

環境の変化を言い訳にするか、うまく活用するかで今後の成績は大きく変わってくると思います。教育のオンライン化は今後も進んでいくと予想され、このイノベーション(innovation)を良いこととして受け入れるかどうか。

近代ではイノベーションは良いイメージの言葉で捉えられることが多いですが、言葉の歴史を研究した学者もいて、中世まではあまり良い意味で使われたものではなかったようです。

新しいものが全て良いものであり、何でも受け入れていては経済など含めた社会全体を不安定にさせる要素にもなり得ると解説しています。不安なことがあればぜひお気軽にご相談下さい。

 

次回は、PERSONAL STUDYのオンライン授業の特徴やこだわりについてご紹介致します。