今回は高校受験生の場合の中学1、2年の時の成績の考え方について書いていきたいと思います。

 

実力テスト


まず第一に塾など学外で行う実力テストについて、私個人としてはこのテストの成績の額面通りの偏差値については気にしすぎなくて良いと思っています。

なぜかというと、実力テストは普段塾に通っていない生徒も受験します。そして範囲によってはまだ学校で学習していない分野を解いている人もいるため、偏差値が純粋な学力を指し示しているとは一概に言えないからです。

悪かった人でもあまり気にしすぎずに、よかった人も慢心しないようにしましょう。既習の分野で間違えてしまったものはきちんと復習しましょう。

 

定期テスト


次に学校の定期試験について。

これに関しては、「内申点に1年生、2年生の成績を使うかどうか」に依存します。

都道府県によって公立高校の受験制度は違うので、お住まいの地域のものを確認してみてください。ただ、どちらにしても英語、数学についてはもう一度やったら満点を取れるくらいまで復習をしておくことを強く推奨します。

どちらの教科も前の分野の内容を理解していないと次の分野の内容を十分に理解できないからです。

正解していたものでも「なぜこうなるのか」をきちんと答えられるようにしましょう。