Q 啓明館に通う小学6年生の母親です。

子どもがゲームやスマートフォンに熱中してしまい、

いくら勉強へ促しても勉強に気持ちが向きません。宿題はただこなすだけになってしまっています。

このままではまずいと思いつつ、ただ反抗もしてくる年でもあるので、

取り上げるのもどうかな、と思っています。親としてどう接していくべきなのでしょうか。

A ご相談ありがとうございます。

今、ゲームやスマートフォンに入り込んでしまうお子さんはとても多いです。

 

これは小学生問わず、中高生という大人に近づいてきても同じことが言えます。

 

まずは、0か100かという考え方ではなく、

・親子でルールを決める

というステップをお子さんに相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

ここでの注意点は、ゲームと勉強の順番です。

多くの方はこのルールを時間で計画立てし、そこでゲームを先にさせてしまうと、

「もうあと10分!」

「友達とオンラインだからもう少し」

 

終わりなく勉強時間が減ってしまいます。

勉強をしてからゲームという流れが最善です。

 

また、先にすることで勉強をこなすだけになってしまうこともあります

こういった場合は、勉強したことをお母さんがチェックして出来ていたら、

等というルールも先に決めてしまいましょう。

 

そうすることで、ゲームが「ご褒美」の立ち位置にも変わるのです。

 

 

しかし親御さんがどうしても忙しく、管理しきれないので、と

ルールを守れずにゲームに走ってしまうお子さんもいらっしゃいます。

 

そういった場合は、まず勉強に小さな達成感を持たせてあげることが必要です。

 

ゲームにはまってしまうのは、

経験値が溜まったり、レベルアップしたり、ランクが上がったり、と

努力すれば目に見える達成があり、それがモチベーションとなって繰り返してしまいます

 

それとは逆に勉強では、テストの点を一番最初の目標としてしまう方が多いので

一日勉強しても結果が見えるのは2週間後なのです。

 

つまりゲームと同じように一日勉強することで何か目に見える達成感を持たせてあげることが重要です。

 

それは、先のテストの点数やクラスアップだけではなく、

小さなことでもお母さんが褒めてあげることがモチベーションに繋がっていきます。

 

・今日はきれいにノート書けてるね!

・宿題をしっかり解いたね!

・今日は2時間も勉強できたね!

・単語10回も書いたね!

 

ゲームばっかりに集中しているお子さんには苛立ちを感じてしまいますが、

少しでもお子さんが行動を起こしたことをお母さんが褒めてあげると

お子さんは勉強への達成感を得ることが出来ます。

 

徐々にではありますが、こういった積み重ねが

ベクトルを勉強に向かせることが出来るでしょう。

 

 

パーソナルスタディでは、

啓明館に通われているお子さんへ、

授業とともに毎回トレーナーが面談を行い、お子さんの勉強に対するモチベーションの維持、

また定期的な懇談会からお母様お父様のお悩みを共有して三位一体で進めていきます。

 

ご興味のある方は是非お問い合わせください。