コロナの中学受験への影響

新型コロナウイルスは受験にも大きな影響を及ぼしていることは前回のブログでお話いたしました。

 

今回は、実際にコロナ下の中学受験では具体的にどう対策法していくべきかをご紹介いたします。

 

コロナ下での対策で意識すべきこと

 

コロナ下での対策で意識すべきことは、以下の通りです。

 

・基礎力の早期獲得

・算数国語に力を入れる

・志望校・併願校の吟味

 

基礎力の早期獲得

いわゆる弱点克服と呼ばれる学習です。

基本的な問題でいいので、どの単元でもできるようになっておく必要があります。

 

なぜなら、休校に伴って学校も一斉塾でもカリキュラムが例年と変わり、

急にスピードアップすることも十分あります。

 

ですので、じっくり苦手に取り組む時間は例年より取れなくなります。

今のうちに基礎力をしっかりと付けておくことがカギとなります。

基礎力がなければ応用力養成にはつながりません。

 

9月以降、受験対策が本格化する時期に、無駄な勉強をすることにもなりかねません。

テキストを絞り、基礎力を早期につける必要があります。

 

算数・国語に力を入れる

近年は、各中学校が工夫を凝らし、2科目入試や算数1科目入試などを設けてきています。

 

今後のコロナウイルスの状況によっては、いわゆる3密を避けるためにも、

複数日程を設けたり、受験科目をかなり選択できるようになることも十分に考えられます。

 

そうした際に重要となるのが、主要2教科である算数と国語です。

 

2教科のみで判定をするというケースも考えられるため、

今まで以上に算数と国語の勉強に力を入れる必要があります。

 

また、算数も国語も暗記と違い一気に習得することは難しいため、

コツコツと継続して取り組まなければなりません。

 

志望校・併願校の吟味

「オンライン対応が進んでいるか」

「通学距離が近いかなどが」

志望校選びにおいてより重視される可能性があり、志望傾向が変わる可能性もあります。

 

志望校については併願校も含め吟味する必要がありますが、

個々で過去問との相性など、受かりやすさは異なるものです。

 

過去問対策で無駄が生じないようにするためにも、

早い段階から情報収集を進め、併願校も含めた志望校を決定していく必要があります。

 

まとめ

 

コロナ下での対策で意識すべきことをご紹介してました。

 

学校の有無や、塾の有無によらずに、いかに勉強のペースを保ち、

基礎力を早期に固められるか、特に算数と国語の勉強を先立って進められるかがカギとなります。

 

また、難しいことに無理に取り組まずに、基礎のテキストを繰り返すことが不可欠です。

 

漢字や計算といった基礎トレーニングは、

毎日時間を決めて集中的に取り組むことで飛躍的に実力が向上します。

 

日程的に不透明なところもありますが、一定のリズムを作り進めて行くとよいでしょう。